グラフィックボードってなに?
グラフィックボード(省略してGPUと表記されます)とは、画像処理専用のCPUを搭載したパーツです。
簡単に言ってしまえば3Dゲームで遊ぶ場合に必要になるパーツです。
実はCPUの中に簡易的なGPUが搭載されており、ほとんどのパソコンは単独でGPUをパーツとして搭載していません。
というのもオフィス系のソフト(ワープロや表計算など)やインターネット、動画サイトの視聴など多くのことはCPU内蔵の簡易GPUで間に合ってしまうからです。
すでに述べたとおり、GPUを気にする必要がある方はパソコンで3Dゲームを遊びたい方が中心です。
動画編集を主に目的とする場合もGPUが一部処理を担当できるため、クリエイター向けパソコンにも搭載されている場合があります。
殆どの場合、ゲーミングパソコン、クリエイター向けパソコン、と呼ばれるものを選ばないと搭載されていないパーツです。
逆に言えば、3Dゲームを遊ぼうと思っている方は、最初からGPU搭載パソコンを選ばないと、満足にゲームが動かないと言っていいでしょう。
(動画編集はGPUが必須ではありません。あれば動作が快適になる動画編集ソフトもある、といった感じです)
GPUはパーツの中でも高価
多くのパソコンでGPUが搭載されない理由のひとつに、GPUがとても高額だからといった原因があります。
最新のGPUは、それだけで8万円ほどしますし、安価でそれなりに性能のあるものであっても2万円ほどします。
CPU内臓の簡易GPUで済むのだから、わざわざ高額で必要以上に高性能すぎるGPUパーツを搭載する必要がないんですね。
GPUの種類
NVIDIA社のGeforceシリーズと、AMD社のRadeonシリーズがあります。
Geforceシリーズが圧倒的なシェアを持っているので、最近のGeforceシリーズだけを抑えておけば選ぶ際に不便はないでしょう。
(性能が高い)
GTX1080Ti
GTX1080
GTX1070Ti
GTX1070
GTX1060 6GB
GTX1060 3GB
GTX1050Ti
GTX1050
(性能が低い)
わかりやすくゲーム機と比較すると、GTX1050でPS4(プレイステーション4)と同程度のグラフィック性能があります。
GTX1060以上であれば、PS4よりも綺麗な映像でゲームが楽しめると言えます。
GTX1070以上となると映像美も圧倒的ですが、その映像を楽しむためにも4Kディスプレイが求められるようになります。
まとめ
GTX1050はゲーミングPCの中でも安い価格帯の製品に搭載されています。
GTX1050Tiは性能に対して価格が安いというのもあって、コストパフォーマンスの高さで人気です。
GTX1060ならばVRも楽しめ、PS4以上の映像美もあってこちらも人気です。
GTX1070以上は価格の高さもありマニアの領域です。
オススメはコストパフォーマンスの高さからGTX1050Ti、VRも視野に入れているならばGTX1060、とさせていただきます。
GTX1060は3GBと6GBがありますが、圧倒的と言えるほどの差はないので予算に合わせて選択して問題ないといえます。